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木造建築とは~そのメリットと建築の流れについて
お役立ち情報2020.05.25
木造建築とは~そのメリットと建築の流れについて

「木造建築」は、昔から日本でなじみの深い建築方法です。この記事では木造建築のメリットや建て方の流れを説明します。家づくりを検討している方や木造建築に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 木造建築の工法
木造建築の工法

日本国内の戸建て住宅は、約9割が木造建築で建てられています(「平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計結果の概要」より )。

この結果からもわかるように、木材を使用して建てられる「木造建築」は日本人にとってなじみのある工法です。

木造建築の工法は各建築メーカーでいろいろなタイプがありますが、大別すると次の3種類に分けられます。

 

1.木造軸組み工法(在来工法)

「木造軸組み工法」とは日本で昔から用いられてきた建築方法で、木材で軸(柱や梁)を組み立てて、それをふさぐように壁を作っていきます。柱を梁との間に斜めに「筋交い」と入れることによって建物全体の強度を増します。この筋交いをいれた面を「耐力壁」と言います。

 

2.ツーバイフォー工法(枠組み壁工法)(2×4工法)

木造軸組み工法が、材木の柱や梁で基本的な構造を作るのに対して、ツーバイフォー工法(枠組み壁工法)は、木造の壁で基本構造を作る工法です。2×4とは、2インチ×4インチの木材を使用するためそのように呼ばれています。

 

3.木造ラーメン工法

「ラーメン工法」のラーメンとは、ドイツ語のRhamen(額縁、枠)に由来するもので、その名の通り連結部分を剛結することによって強固な「枠」を家の構造の基本とする工法です。木造軸組み工法と違い、斜めに入れる筋交いがないので空間を広く使うことができ、設計の自由度も高くなります。

 

 

2. 木造建築のメリット
木造建築のメリット

木造建築の特長は、何といっても「木」を使っているということです。

家を建てる材料に木を使うことで、次のようなメリットがあります。

 

1.費用が安い

鉄骨造や鉄筋コンクリート造などに比べると、木造建築はコストが安いというメリットがあります。これは単に材料が安いからというだけでなく、木材で建てることにより構造体が軽く、基礎部分の工事に手間は費用がかからないからです。また、鉄に比べて木材の熱伝導率が低いため、断熱のための工事費用も比較的かかりません。

 

2.調湿効果がある

木材が持つ性質として、湿気や水分を吸収したり放出したりするという「調湿効果」があげられます。この木材の性質によって木造建築全体の湿度が調整され、結露やカビの発生が鉄骨造などに比べて抑えられるというメリットがあります。

 

3.間取りの自由度が高い

木造建築は、基礎と土台を作り木材の柱と梁で屋根を支えていますので、それら以外の部分については融通がききやすい構造になっています。そのため、間取りの自由度が高く、リフォームする際にも家の構造に縛られにくいというメリットがあります。

 

 

3. 木造建築で家を建てる流れ
木造建築で家を建てる流れ

では次に、木造建築で家を建てる流れについて説明します。

 

1.地盤調査

まず、建築予定地の地盤調査を行います。調査の結果、地盤が弱ければ地盤改良工事が行われます。

 

2.地鎮祭

工事に入る前に「地鎮祭」を行います。地鎮祭は、その土地の神様に土地利用の許しを得て工事の無事を祈るものですが、宗教上の理由から行われない場合もあります。その場合、代わりに「安全祈願祭」と呼ぶ儀式を行うこともあります。

⇒高翔での地鎮祭の様子をご覧いただくならこちら

 

3.基礎工事

家の土台を作る基礎工事を行います。基礎の部分にはコンクリートを用いることが多く、建物全体の重さを偏りなく地盤に伝えるようにして、家が傾いたり沈んだりすることを防ぎます。

 

4.上棟式

柱や梁といった構造材が組みあがり、家の基本ができあがると棟上げを祝い、これからの工事の無事を願って「上棟式」が行われます。現代では、儀式というよりも建築にかかわってくれる方々をもてなす「お祝い会」のような意味合いが強くなっています。

 

5.屋根工事・木工事

屋根や壁の工事が行われます。同時に、サッシやドアなどの開口部の工事や、ガス、水道、電気などといった配管配線工事行われます。

 

6.中間検査

安全な建物が建てられているかどうかを工事の途中で検査します。きちんと基準を満たしていることが確認されれば「中間検査合格証」が交付されます。

 

7.仕上げ工事・外構工事

設備や内装などの工事が行われます。また、塀や玄関へのアプローチ、駐車場、門扉などの外構工事が行われます。

 

8.完了検査・引き渡し

工事が完了した後で、建築基準法に適法して建築されているかどうかが確認されます。完了検査終了後、施主への引き渡しになります。

 

 

4. まとめ~木造建築で満足する家を建てるためには~
まとめ~木造建築で満足する家を建てるためには~

木造建築は、国内で最も多く行われている建築工法です。

しかし、取り扱っている工務店や建築会社の数もそれだけ多くなり、それぞれが独自の木造建築を使用しているので工事内容が比較しにくく、どの工法が良いのかがわかりにくい場合もあります。

 

木造建築の中で、どの工法が建てたい家に合っているのかを見極めて、信頼できる建築会社に工事を依頼することが満足のいく家づくりに不可欠だといえるでしょう。

 

高翔グループは、芦屋を拠点にお客様の理想を叶え、安心して過ごせる家づくりを提案しています。

日本の風土に適した木造ならではのやさしい風合いや雰囲気を大切にした木造建築の家づくりを通して、満足のいく家づくりの実現をお手伝いいたします。

木造建築のことはもちろん、家づくりのどのようなことでも、高翔グループにぜひ一度ご相談ください。