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不動産価格の決め方~適切な売り出し価格で売買をするために~
お役立ち情報2020.10.19
不動産価格の決め方~適切な売り出し価格で売買をするために~

不動産を売却する際、どのように価格が決められているかご存じですか。
損をしない不動産価格の決め方について、基本知識をお伝えします。

1. 不動産価格の決め方3つのポイント
不動産価格の決め方3つのポイント

土地や建物の売買では、どのように価格が決められているのでしょうか。

2つと同じものがない不動産には定価がありません。

同じような条件に見えても数百万円の差があるケースもあり、分かりにくいですよね。

 

はじめに、一般的にどのように不動産価格が決められているかを簡単に解説します。

価格決定のポイントは【査定価格】【希望価格】【スケジュール】の3つです。

 

【査定価格】

土地や建物の売買の際、はじめに不動産業者が行うのが「査定」です。

不動産の査定には4つの指標があると言われます。

①時価 …市場で実際に取引されている価格。周辺の売買履歴情報。

②公示価格 …国土交通省が算定する土地価格。

③路線価 …相続税や贈与税の算出のため、国税庁が算定する土地価格。

④固定資産税評価額 …固定資産税や不動産取得税の算出のため、市区町村が算定する土地と建物の価格。

不動産業者は、この4つの指標に加え、方角や条件や築年数といった情報から、適切な査定価格を算出します。

 

【希望価格】

不動産の売買契約は、売主と買主の同意によって締結されます。

売主が査定額を参考に売り出し価格を決め、物件と売り出し価格に納得した買主が現れると、売買契約を交わすのが、一般的な不動産売買の流れです。

しかし、買主から大きな価格交渉が行われることも少なくありません。

最終的な価格を決めるのは、売主と買主の「希望」なのです。

 

【スケジュール】

売主の売却スケジュールは、不動産価格の決定に大きく影響します。

例えば、すぐに売却したい場合には、査定額よりも安く売り出し価格を設定します。

逆に「時間はかかっても構わないので、少しでも高く売りたい」となれば、査定額よりも高めに売り出し、購入希望者が現れるのを待ちます。

同じような物件でも売り出し価格に差があったり、長く価格が変わらずに売り出され続けている物件があったりするのは、このためです。

 

 

2. 不動産の売り出し価格を決めるときに注意したいこと
不動産の売り出し価格を決めるときに注意したいこと

不動産の売り出し価格を決めるのは、資産の持ち主である売主です。

少しでも損をしないためには、いかに「適切な売り出し価格」にできるかという視点が重要です。

 

そのためには、まず、丁寧に査定できる不動産業者を選びましょう。

不動産鑑定士という国家資格を持っている不動産業者もいます。

より専門的な不動産査定の知識を持っており、安心して依頼できるでしょう。

 

不動産の売却には、戦略が必要な場合もあります。

例えば、売却した資金で別の不動産購入を計画していれば、その支払い額とスケジュールに合わせた売却が必要です。

価格交渉が多い不動産の世界では、売り出し価格=契約価格とも限りません。

「売り出し価格をいくらに設定し、いつまでに売れなければ、いくらまで下げる」

「いくらなら購入するという希望者がいたらどうする」

という判断が必要なこともあります。

 

最も大切なことは、売主と不動産業者との信頼関係です。

信頼できる不動産業者にしっかりと事情を伝え、プロの知識と経験から戦略を組み立てることで、売主のケースに応じた「適切な売り出し価格」が算出できます。

 

3. 売却できなかったときの「買取保証」システムとは?
売却できなかったときの「買取保証」システムとは?

不動産売買は「ご縁」といわれるほど、いついくらで売れるかは誰にも分かりません。

そこで「買取保証」システムを利用する方が増えてきています。

 

買取保証システムとは、売り出し価格とは別に買取価格を設定しておき、期限内に購入者が現れなければ不動産業者が買い取る契約をしておくことです。

不動産業者は、買い取り後にリノベーションさせて再販したり、モデルハウスとして活用したり、様々な目的で不動産を利用します。

その分、買取の価格は売り出し価格よりも安くなることがデメリットですが、期日までに売れなければどうしようと不安にならず、計画的に売却できることが最大のメリットです。

 

尚、買取保証システムはどの不動産業者でも行うことができるものではありません。

高翔グループでは、不動産売買は「高翔バイセル」が、建築・リノベーション事業は「高翔」が、それぞれ専門に事業展開しているため、買い取った不動産の様々な利用が可能なことから、このシステムを扱っています。

メリットとデメリットをしっかり考慮し、「売却した資金で購入物件が決まっている」など、特別に期限のある場合の利用がおすすめです。

 

4. まとめ~納得できる売買は不動産価格の決め方から~
まとめ~納得できる売買は不動産価格の決め方から~

ご自身の資産を売却するのに、少しでも高く売りたいという持ち主の思いは当然です。

しかし、価格の決め方や売却計画の進め方には、専門的な知識や経験が必須だということも事実です。

 

売主の思いと事情にしっかりと寄り添い、適切な不動産価格を決められる不動産業者かという見極めが大切です。

価格査定を複数の不動産業者に依頼する際は、査定された価格だけでなく、いかに丁寧に話ができるか、信頼関係を築くことができるかという視点で比較検討してみてください。

 

「買取保証」システムについてより詳細に知りたいという方は、下記の記事もご参考にご覧ください。

「買取保証」システムとは

『上手に利用したい!不動産売却時の買取保証』

 

高翔グループでは、長年培ってきた芦屋エリアでの建築事業、不動産事業での実績を通じ、プロフェッショナルとして不動産売買のお手伝いができる体制を整えています。

不動産に関することなら何でも、ご相談お待ちしております。

 

※関連動画:

・上手に利用したい!不動産売却時の買取保証 前編

 

・上手に利用したい!不動産売却時の買取保証 後編