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注文住宅に欠陥?!~事前回避対策から発生時の対応まとめ~
お役立ち情報2021.02.01
注文住宅に欠陥?!~事前回避対策から発生時の対応まとめ~

やっと完成したマイホームに欠陥があったらと考えるだけでも恐ろしいことです。
あらかじめ知識を備え、安心して依頼できる注文住宅にしましょう。

1. 注文住宅の欠陥とはどういうもの?該当ケース
注文住宅の欠陥とはどういうもの?該当ケース

家族の希望がつまった注文住宅で、万が一でも欠陥を見つけてしまったらと考えたことはありますか。
そもそも、欠陥とは、どのような状態なのでしょうか。

法令上、欠陥のことは「瑕疵(かし)」と呼ばれます。
しかし、法令上の「瑕疵」と世間で「欠陥」と呼ばれる状態が同じとは限りません。

 

【①欠陥(瑕疵)】
住宅の施工請負、売買契約では「瑕疵担保履行法(かしたんぽりこうほう)」という法律があります。
瑕疵担保履行法では、
・構造耐力上主要な部分
・雨水の浸入を防止する部分
において、引き渡しから10年以内に欠陥が見つかった場合を「瑕疵」とし、売主は損害賠償や補修に応じることが義務づけられています。
具体的には、基礎、土台、柱など骨組みに関わる部分が曲がっており危険な場合や、屋根や窓などに不具合があり雨漏りする可能性があることを「瑕疵」と呼ぶのです。
〇認められない場合
経年劣化、災害による損傷など、施行時の責任に寄らないものは、瑕疵と認められません。

 

【②契約不適合】
2020年4月に民法改正がなされ、住宅の売主、施工主は「契約不適合責任」を負うことが義務づけられました。
契約不適合とは「引き渡された目的物が種類、品質又は数量に関して契約の内容に適合しない」状態と定義されます。
つまり、契約内容と違ったという場合も、知ってから1年以内に通知を行えば、損害賠償や補修を求めることが可能です。
〇認められない場合
「説明と違った」という主張では、契約書等の署名のある書類と現状が一致する場合は認められないことがあります。

 

【③入居後の不具合】
瑕疵担保履行法上で瑕疵と認定する箇所以外でも、ほとんどの住宅建材にはメーカーの定める保証期間があります。
保証期間内はメーカーのサポートが受けられる他、正しい利用法上での不具合は無償で補修や交換が可能です。
〇認められない場合
保証期間を超えてしまった時の自然劣化や、明らかに通常の利用法と異なると判断された場合は保証の対象外となることがあります。

 

2. もしも注文住宅で欠陥が発生した時の対応
もしも注文住宅で欠陥が発生した時の対応

次に、万が一欠陥を見つけてしまった場合の、前章の3つパターンそれぞれの対応を見てみましょう。

 

【①欠陥(瑕疵)】
不具合が見つかったら、建築依頼先に速やかに連絡しましょう。
住宅瑕疵担保履行法では、事業者が倒産した後に瑕疵が見つかった場合にも消費者を守ることができるよう、保険または供託への加入が義務づけられています。
依頼先が倒産した場合に限らず、指定の保険会社または供託会社の問い合わせ先に相談できます。

 

【②契約不適合】
まず、契約書や打ち合わせ議事録の内容をよく確認します。
契約不適合責任を問うのは民法上の権利ですが、すぐに第三者に訴える必要はありません。
建築依頼先の担当者に連絡し、対応を相談しましょう。

 

【③入居後の不具合】
住宅の引き渡し時に、それぞれの部位についての取扱説明書が渡されることが一般的です。
まずは、取扱説明書を確認し、すぐに改善できる内容かを見極めます。
メーカーの相談窓口があれば、問い合わせし、サポートを受けられます。
建築依頼先は自社の扱う住宅建材に詳しいはずなので、すぐに対応方法が分かることもあります。

 

3. 欠陥なく注文住宅を建てるための対策
欠陥なく注文住宅を建てるための対策

瑕疵と認定される欠陥から軽微な不具合まで対処法を紹介しましたが、何も不具合なく住めることがいちばんです。
引き渡しまでにできる対策を知っておきましょう。

 

■打ち合わせ時
・打ち合わせ議事録の作成
契約前も含め、打ち合わせをした内容をしっかり議事録に残すことが大切です。
日付、打ち合わせ内容、双方のサインがあることが望ましいです。

・使用方法の確認
経年変化や手入れの内容などをよく確認した上で、それぞれの部材を選定しましょう。

 

■着工から完成まで
・現場監督、施工監理者の確認
現場を管理するのが誰か、連絡先はどこかを把握します。
大手メーカーや設計事務所では、依頼先と施工主が別の場合もあります。

・現場を見学
施主が直接現場に足を運ぶことで、職人の意識や信頼関係も高くなります。
安全上、必ず事前に現場監督や監理士に連絡することをおすすめします。
明らかに散らかっているなど、現場の意識が低いと、事故やミスにつながりかねません。
丁寧に施工が進んでいるか、契約図面やイメージとの違いは無いかを確認し、気づいたことは問い合わせましょう。

 

【関連記事】

『実例!注文住宅を建ててからの後悔~失敗しない注文住宅とは?~』

『家を建てるなら注文住宅!その契約の流れについて』

 

4. まとめ~いつまでも安心して暮らせる注文住宅を建てるには~
まとめ~いつまでも安心して暮らせる注文住宅を建てるには~

欠陥をはじめ、注文住宅のトラブルは誰にでも起こりえます。
大切なことは、施工者と施主がしっかり信頼関係を築くことだと考えます。

法令、保証の正しい知識とともに、互いに尊重と感謝を持ち、一緒に家を創っていくことが、未然にミスを防ぎ、万が一の場合も気持ちよく解決できることにつながります。

 

高翔グループでは、建築時はもちろん、入居後のサポート体制も万全に整えています。
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