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【不動産仲介手数料】物件売買はいくらかかる?よくある質問も解説
お役立ち情報2019.11.05
【不動産仲介手数料】物件売買はいくらかかる?よくある質問も解説

不動産を購入する際に必要な「不動産仲介手数料」。聞いたことはあっても、詳細を知らない方も多いのではないでしょうか。
大きな買い物で失敗しないため、不動産仲介手数料について基本からお話します。

1. 不動産仲介手数料の基本ルール
不動産仲介手数料の基本ルール

不動産仲介手数料とは、不動産売買の際に不動産屋がもらう報酬のことです。
不動産の売買が成立すると、売主、買主はそれぞれ不動産屋へ不動産仲介手数料を支払います。

■不動産仲介手数料の上限額
不動産仲介手数料は、宅地建物取引業法により上限額が決められています。
不動産売買価格に対する割合で定められ、上限額は下記の通りです。
・200万円以下の分について【取引額×0.05】
・200万円超え400万円以下について【取引額×0.04】
・400万円超える分について【取引額×0.03】

■不動産仲介手数料の計算例
取引額が400万円を超える場合、不動産仲介手数料の算出には次のような「簡易計算式」を使います。
 【取引額×0.03+6万円】
例えば不動産価格が1000万円の場合、<1000万円×0.03+6万円=36万円>が仲介手数料の上限額となります。

基本ルールを確認したところで、次は「賃貸仲介手数料との違い」をみていきましょう。

2. 賃貸仲介手数料との違いは?
賃貸仲介手数料との違いは?

賃貸仲介手数料との違いについて、
・不動産屋への報酬として支払われる
・宅地建物取引業法により上限額が決められている
という点では、基本的な考え方はどちらも同じです。

■賃貸仲介手数料のルール
「貸主、借主それぞれから月の賃料の半分まで」と決められています。
ただし、依頼者の承諾がある場合のみ、どちらかに全額を請求することもできます。

■売買の仲介手数料との違い
最も大きな違いは、賃貸仲介手数料の上限が貸主と借主に請求できる合計額である一方、売買の仲介手数料は売主と買主双方に上限まで請求できる点でしょう。
不動産売買の場合は、売主が依頼した不動産屋以外でも買主が見つかるよう、情報を公開していることが一般的です。
そのため、契約が成立すると、売主と買主は別の不動産業者にそれぞれの仲介の報酬を支払いします。

賃貸の仲介に慣れていると、どうして全額なのかと思う方もいるかもしれません。
不動産の仕組み上ルールが異なりますが、損をしているわけではありませんのでご安心ください。

3. 不動産仲介手数料でよくある3つの質問
不動産仲介手数料でよくある3つの質問

不動産仲介手数料でよくある質問を3つピックアップしてみました。

■Q1.不動産仲介手数料を支払うタイミングは?
不動産仲介手数料は「成功報酬」です。
売主が売却を依頼した時点や、買主が物件探しの相談をした時点では、不動産屋の報酬は発生しません。
つまり、売買契約が交わされるまでは、無料です。
支払うタイミングは、契約成立時に50%、物件引き渡し時に50%が一般的です。
住宅ローンを利用する場合は、ローンの最終審査結果が契約より後に出るため、それまで不動産屋の報酬は発生しません。
■Q2.消費増税の影響はどれくらい?
不動産仲介手数料には消費税がかかります。
5000万円の土地の例で考えると、売主買主の実際の負担額は、消費税8%では168万4800円。
10%への増税後は171万6000円です。
なお、土地購入の場合、土地の価格自体には消費税はかかりません。
一方、建物価格は課税対象です。
複雑ですが、消費税はどういう不動産を購入するかで変わりますので、都度しっかり確認しましょう。

■Q3.売買契約が解除された場合、仲介手数料はどうなる?
解除の理由によって、仲介手数料が発生する場合と、しない場合があります。

【仲介手数料が発生しない場合】
「住宅ローン利用の特約」による解除、反社会的勢力排除条項による解除、引き渡し前の滅失・毀損による解除など、売主買主に落ち度がなくやむを得ず解除になる場合は、仲介手数料が発生しません。

【仲介手数料が発生する場合】
売主買主どちらかの都合での解除、もしくはどちらかの契約違反で解除になる場合は、仲介手数料が発生します。
解除の理由は様々ですので金額割合などは一概には言えませんが、一方的な理由での解除にはリスクがつきます。
お互い真剣に向き合うためと理解してください。

新しい住まいを考える際、不動産仲介手数料は決して小さくない金額ですよね。
芦屋周辺のように人気の高いエリアでは、不動産価格自体が高く、不動産仲介手数料の額も大きくなります。
あらかじめ仕組みを知り、安心した不動産売買を進めましょう。

4. まとめ~不動産仲介手数料を正しく理解してスムーズな取引を~
まとめ~不動産仲介手数料を正しく理解してスムーズな取引を~

ここまでご覧いただき、不動産仲介手数料の仕組みと目的がなんとなくご理解いただけたでしょうか。

不動産仲介手数料とは、お客様の理想の実現に欠かせない大切な対価です。
お客様の売買契約成立のため、どの不動産屋も仲介会社も、努力を惜しまず活動しています。
それが叶うのは、会社存続に必要不可欠な、不動産仲介手数料という収入源があるからに他なりません。

仲介手数料に上限があるということは、逆にいえば、どれだけ不動産屋が経費をかけて高付加価値を生み出しても、それ以上の費用は発生しないことを意味します。

お客様にとって仲介手数料が決して小さな負担ではないからこそ、不動産屋は高付加価値の提供までしっかり視野に入れて日々邁進しております。

後悔のない売却・購入を目指すためにも、誠実に希望に寄り添い、プロとしての誇りを持つ不動産屋を選んでほしいと思います。

不動産仲介手数料というキーワードだけでも、まだまだ疑問に思われるところがあるかもしれません。
株式会社高翔グループでは、芦屋・西宮に根差して30年、300棟以上もの家づくりを実現してきました。
不動産に関するお悩みやご相談は、お気軽にお問合せください。