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中古住宅購入の諸費用とは?内訳・支払いスケジュール・初期費用
お役立ち情報2019.11.11
中古住宅購入の諸費用とは?内訳・支払いスケジュール・初期費用

「中古住宅購入の諸費用について分からない」というお声は少なくありません。
中古住宅購入が初めての方でもわかりやすいよう「諸費用」の内訳から支払うタイミング、初期費用についてまで詳しく紹介しています。

1. 中古住宅購入の諸費用内訳は6つ
中古住宅購入の諸費用内訳は6つ

中古住宅購入にあたり、諸費用の支払い先は大きく6つに分かれています。

支払い先別にそれぞれの内訳をみてみましょう。

 

【売主】
・固定資産税の清算分
 物件代金とは別に、年払いされている固定資産税を日割り計算し、売主に支払います。

・管理費・修繕積立金等の清算金

 

【不動産業者】

・不動産仲介手数料
 仲介にあたり、不動産業者への報酬を支払います。

 ※売主が不動産業者の場合は不要

 

【金融機関】

住宅ローンを組む場合にのみ必要です。
・事務手数料
・ローン保証料
・団体信用生命保険料

 

【保険会社】

特に住宅ローンを組む場合は火災保険への加入が必須です。
・火災保険

 

【司法書士】

いわゆる登記手続きにかかる費用のことです。司法書士報酬と登録免許税を司法書士に支払います。

・抵当権設定登記費用
 ※住宅ローンを組む場合にのみ必要

・所有権移転登記費用

 

【国(税金)】

・印紙税
 「不動産売買契約」「金銭消費貸借契約」の際にそれぞれ収入印紙が必要です。

・不動産取得税
 中古住宅購入の場合、様々な減免措置があり、高額になることは多くありません。

・消費税
 「不動産仲介手数料」「売主が不動産業者の場合の物件の建物価格」は消費税の課税対象です。

 

2. 中古住宅の諸費用を払うタイミング
中古住宅の諸費用を払うタイミング

中古住宅購入の諸費用は、大きく4つタイミングに分けて支払います。

 

①不動産の売買契約時

②住宅ローンの貸借契約時

③物件引き渡し時

④その他のタイミング

 

各タイミングでどのような諸費用を支払うのか、順にみていきましょう。

 

①不動産の売買契約時に支払う諸費用

■印紙税のうちの「不動産契約」の印紙代分

■「不動産仲介手数料」の一部 (※ただし、住宅ローンを組まない場合に限る)

不動産仲介手数料は契約の際と引き渡しの際に50%ずつ支払うことが一般的です。

■「物件価格」の一部 (※手付金)

手付金として物件価格の10%程度を売主に前払いします。
諸費用の項目からではありませんが、売買契約以降に契約をキャンセルするには、買主都合の場合は手付金の放棄、売主都合の場合は手付金を倍額にして返却、という約束をします。
諸費用の項目からではありませんが、売主買主双方に売買契約を重く意識してもらうための不動産のルールと考えてください。

 

 

②住宅ローンの貸借契約時に支払う諸費用

■「印紙税」のうちの「金銭消費貸借契約」の印紙代分

金融機関によっては請求の一部をこのタイミングで行うこともあり、確認が必要です。

 

 

③物件引き渡時に支払う諸費用

■上記以外の「不動産業者」「金融機関」「司法書士」に支払う諸費用全て

ほとんどの諸費用は引き渡しの際に支払います。

売主への残金支払いと物件の引き渡しを同時に行うため、他の手続き(不動産屋への最終手続き、各種登記)も同時に行い、清算するのです。

全ての手続きと支払いが完了されたことを確認した後に、物件が買主に引き渡されます。

 

 

④その他のタイミングで支払う諸費用

■火災保険料

事前に引き渡し日から加入できるように手続きが必要です。支払いのタイミングは保険会社により異なります。

■不動産取得税

引き渡し後に国から通知が届き請求されます。

 

3. 中古住宅購入の初期費用
中古住宅購入の初期費用

初期費用とは「いくら現金で用意すれば良いのか」という意味で使われることが多く、下記の2つに分けて考えるといいでしょう。

 

<住宅ローンに組めない費用>

基本的に、住宅ローンの対象となるのは「物件価格」のみです。

「諸費用」はすべてローンには組み込めないと考えると無難です。

最近は諸費用も組み込める金融機関は増えてきましたが、金利など条件が変わることがあり注意が必要です。

金融機関を選ぶ際は、「諸費用を含められるか」が基準のひとつとなっています。

 

<住宅ローンの前に発生する費用>

前述の支払いのタイミングのうち、①②の費用がこちらです。

そのうち最も金額の大きいものが、売主への「手付金」でしょう。

原則は物件価格の10%程度を手付金と設定します。

 

初期費用として、最低でも、どちらかの費用のうち大きい方が現金で必要と考えます。

小さい額ではありませんので、驚かれる方もいるかもしれません。

 

4. まとめ~中古住宅購入の諸費用のすべて~
まとめ~中古住宅購入の諸費用のすべて~

以上が、諸費用についての基本的な考え方です。

 

全ての詳細をここで説明しきれませんが、項目それぞれに様々な選択肢があり、諸費用のかかり方は大きく変わってきます。

また、細かく言えば、「引っ越し費用」「家財(家具・照明・カーテン・エアコン等)」「リフォームや改修」「元の住まいの処分費用」なども諸費用です。

これらも住宅ローンに組めない費用となります。

 

個人で全てを把握して中古住宅購入を考えると、頭が痛くなってしまいそうですよね。

大切なことは、余裕をもって資金計画を組むことと、怖がらずに相談することだと思います。

 

株式会社高翔グループでは、芦屋・西宮に根差して30年、沢山の物件購入のお手伝いをしてきました。まずは、予算や希望を我々に教えてください。

これまでの経験と実績から、アドバイスできること、諸費用が少なくすむ方法もお伝えできると思います。是非お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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