既存住宅をスケルトン状態(構造躯体のみ)に解体し、間取りや水回り設備、耐震・断熱性能を新築同様に生まれ変わらせる「フルリノベーション」。
新築の注文住宅を建てるよりも総費用を抑えつつ、駅近や人気エリアの好立地で理想の住まいを手に入れられる賢い選択肢として注目を集めています。しかし、「戸建てとマンションで費用相場はどれくらい違うのか」「解体後に想定外の追加費用が発生しないか」といった不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フルリノベーションの基本的な仕組みをはじめ、戸建て・マンション別の費用相場一覧表、工事費用の詳細な内訳、コストを抑える設計のコツ、後悔しない会社選びのポイントを詳しく解説します。阪神間(芦屋・西宮・神戸)で創業38年・1,000棟以上の実績を持つ高翔が分かりやすくご紹介いたします。
この記事を読むとわかること
- フルリノベーションの定義と普通のリフォームとの決定的な違い
- 【徹底比較表】戸建て vs マンションのフルリノベーション費用相場・坪単価
- 工事費用の詳細な内訳(解体撤去費・水回り設備・内装・耐震補強・諸経費)
- 戸建てとマンションでリノベーション費用に大きな差が出る理由
- 満足度を下げずに費用を賢く抑える3大コストコントロール術
- 芦屋・西宮・神戸で新築クオリティのリノベーションを手がける高翔の強み
兵庫県芦屋市 / 西宮市 / 神戸の家づくり
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目次
そもそもフルリノベーションとは?リフォームとの決定的な違い
フルリノベーションとは、既存の建物の内装・設備・間仕切り壁をすべて解体し、構造躯体のみの「スケルトン状態」にしてからゼロベースで住まいを再構築する大規模工事のことです。
・一般的なリフォーム:設備の交換やクロスの張り替えなど、傷んだ箇所を新築時の状態に戻す「部分的な原状回復工事」。
・フルリノベーション:間取りの刷新、給排水管や電気配線の全面更新、耐震補強や高断熱化を施し、新築以上の快適性と資産価値をプラスする「全面刷新工事」。
建物の構造制限をクリアすれば、LDKをワンフロアの大空間に変更したり、対面キッチンやウォークインクローゼットを新設するなど、注文住宅並みの自由な間取り設計が可能です。
【徹底比較】戸建て・マンション別のフルリノベーション費用相場
フルリノベーションの費用は、建物の種類(一戸建て・マンション)や延床面積によって異なります。業界の平均的な施工データをもとにした広さ別の費用相場一覧です。
| 建物の坪数(延床面積) | 費用の相場(総額目安) | 坪単価の目安 |
|---|---|---|
| 20〜25坪(コンパクト) | 約 1,000万 〜 1,400万円 | 約 50万 〜 65万円 / 坪 |
| 28〜32坪(標準的) | 約 1,400万 〜 2,000万円 | 約 50万 〜 70万円 / 坪 |
| 38〜45坪(ゆったり) | 約 1,900万 〜 2,800万円 | 約 50万 〜 70万円 / 坪 |
※外壁・屋根塗装や耐震補強、断熱改修の有無によって変動します。
| 専有面積(坪数) | 費用の相場(総額目安) | 坪単価の目安 |
|---|---|---|
| 50〜60㎡(約15〜18坪) | 約 700万 〜 1,000万円 | 約 45万 〜 60万円 / 坪 |
| 65〜75㎡(約20〜23坪) | 約 900万 〜 1,350万円 | 約 45万 〜 65万円 / 坪 |
| 80〜90㎡(約24〜27坪) | 約 1,100万 〜 1,650万円 | 約 45万 〜 65万円 / 坪 |
※設備のグレードや配管更新の規模によって変動します。
フルリノベーション費用の主な内訳と追加費用の注意点
フルリノベーションの見積書を精査する上で押さえておきたい主要内訳項目です。
1. 解体・撤去処分費(約100万〜250万円)
既存の内装材、間仕切り壁、天井、床、住宅設備を撤去し、産業廃棄物として適正処分するための費用です。木造よりもRC造や鉄骨造の方が解体手間がかかります。
2. 住宅設備機器・配管工事費(約250万〜500万円)
キッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレの本体代金および給排水管・電気配線の更新工事費です。水回りの位置を大きく移動する場合は配管勾配を確保するための床上げ工事が別途発生します。
3. 内装・造作大工工事費(約300万〜600万円)
新しい床フローリング、壁・天井クロス、室内建具(ドア)、造作カウンターやクローゼットの設置費用です。無垢材や漆喰、大判タイルなどの高級素材を採用するほど費用が上がります。
4. 構造耐震補強・断熱改修費(戸建ての場合:約150万〜350万円)
建物を長寿命化させるための最重要工事です。耐力面材の施工や金物補強による耐震補強、壁や床下への高性能断熱材の充填、窓サッシの複層ガラス化・樹脂サッシ化を実施します。
5. 仮住まい費・引っ越し費用などの諸費用(約50万〜100万円)
工事期間中の仮住まい家賃(約3〜5ヶ月分)や2回分の引っ越し費用、確認申請手数料などが現金で必要になります。
戸建てとマンションでリノベーション費用が異なる理由
戸建てのリノベーション費用がマンションより高くなりやすい背景には、改修対象となる工事範囲の決定的な違いがあります。
・マンション:改修できるのは「専有部分の内側」のみです。外壁、屋根、共用廊下、窓サッシなどの共用部は管理組合が大規模修繕で維持するため、個人が負担する工事費用は室内の内装・設備に集中し、総額をコントロールしやすい特徴があります。
・一戸建て:室内だけでなく「基礎・構造躯体・外壁・屋根・雨樋・屋外給排水」のすべてが自己所有・自己管理の対象です。築30年を超える木造住宅では、柱や土台の腐食補修、シロアリ防除、耐震補強、屋根の葺き替えが必要となるため、全体費用が大きくなります。
その分、一戸建てはマンションのような管理規約の縛りがなく、窓の位置変更や間取りの大規模な再構成を自由に行える大きなメリットがあります。
フルリノベーションの費用を賢く抑える3つのコツ
理想の空間美を叶えながら、不要な建築コストを削減する3大手法です。
1. 水回りの位置を大きく動かさない
キッチンや浴室、トイレなどの位置を既存の位置から大きく変えずにプランニングすることで、給排水管の移設工事や床上げ工事費用(約30万〜60万円)を丸ごとカットできます。
2. 素材と仕様の「メリハリ配分」
家族が過ごすLDKの床には本物の挽板・無垢材を採用し、寝室や子ども部屋にはコストパフォーマンスの高いシートフローリングを採用するなど、空間ごとにメリハリをつけることで全体の予算を最適化できます。
3. 自治体の耐震・断熱補助金や減税制度を活用する
兵庫県内の各自治体(神戸市・芦屋市・西宮市等)では、木造住宅の耐震改修工事に対して数十万〜百万円単位の助成金制度が用意されています。また、一定の省エネ改修や耐震改修を行うことで、所得税の控除や固定資産税の減額特例を受けられます。
フルリノベーションで後悔しないための注意点
着工後に「こんなはずではなかった」と後悔しないための重要チェック項目です。
総予算の10〜15%程度を「予備費」として確保しておく
古い建物を解体して初めて、柱の腐食や過去の雨漏り、給排水管の錆が見つかるケースがあります。想定外の補修工事に慌てないよう、見積もり上限いっぱいまで予算を組むのではなく、100万〜200万円前後の予備費を必ず手元に残しておきましょう。
中古物件の購入前に「建物状況調査(インスペクション)」を行う
中古の一戸建てやマンションを購入してリノベーションする場合、購入契約を結ぶ前に一級建築士などのプロに同行してもらい、建物の傾き、雨漏りリスク、管理状況、希望の間取り変更ができる構造かどうかを事前に診断してもらうことが絶対条件です。
フルリノベーションに関するよくある質問(FAQ)
まとめ|芦屋・西宮・神戸でフルリノベーションなら高翔へ
フルリノベーションを成功させるためには、表層的なデザインの刷新だけでなく、建物の構造耐力や断熱性能を正しく見極め、新築同等の住宅性能へと引き上げる高い建築技術が不可欠です。
株式会社 高翔では、兵庫県阪神間(芦屋市・西宮市・神戸市)に根差して創業38年・1,000棟以上の新築注文住宅・リフォーム実績を積み重ねてまいりました。
・新築注文住宅の全邸構造計算技術を応用した、安心の耐震補強・断熱改修設計
・戸建て・マンションの一棟丸ごとスケルトンリノベーションから大規模間取り変更まで対応
・ホテルライクで洗練された高級デザインと、生活動線に優れた自由設計
・不動産事業(高翔バイセル)との連携による、リノベ向き中古物件探しからのワンストップ対応
「中古物件を購入してフルリノベーションしたい」「現在の実家を最新の住まいに生まれ変わらせたい」という方は、ぜひお気軽に高翔へご相談ください。専任のハウスソムリエが親身にサポートいたします。
施工事例の写真と紹介内容は、各事例へのリンク先に掲載されている高翔の実例に基づきます。